節電のため、今年の夏は緑のカーテンに挑戦している方も多いのではないでしょうか?
節電しながらも、夏バテ知らずに元気に過ごしていきたいものですね。
ではそのせっかく作った緑のカーテン、食べ物としても有効活用しましょう。
そう、ゴーヤです。
ゴーヤには苦味の元であるモモルジシンという成分が含まれ、これは胃腸の粘膜を保護してくれ、食欲を増進してくれる作用があります。
これだけでも夏バテ予防にぴったりな食材なのですが…
ゴーヤにはビタミンCが100gあたり76mg!
これはレモン1個が20mgなので、その3倍以上にもなります。1日に摂取したいビタミンCの量が100mgですからゴーヤ1本でほとんどまかなえてしまえるのです。
しかもゴーヤのビタミンCは熱に強いので、短時間の加熱であればほとんどそのまま摂取できます。
さらにシトルリンというアミノ酸やβカロテンも含まれているので、保湿効果や活性酸素を除去してくれる抗酸化作用があり、紫外線の強い夏場には積極的に摂っていきたい栄養素がたくさん入っているのです。
これが今年は自宅で何本も採れてしまうのですから食べない手はありません。
しかしあの苦味が苦手…という方は塩でもんで5分ほどおき、下茹でをするとだいぶ緩和されます。
それよりなるべく栄養分をそのまま摂りたい!という方は是非、下茹でせずさっと加熱して召し上がってみてください。鰹節と一緒に調理すると苦味が旨みに変わって案外美味しく頂けるものです。
ゴーヤのカーテンは実がなって長い間そのままにしておくと色が変わり、臭いも強くなるので、早いうちに美味しく頂いて、キレイと元気も頂いてしまいましょう。
(関連項目)
・その他の栄養素