一度は「栄養機能食品」と「特定保健用食品」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
サプリメントと呼ばれる栄養補助食品には、ビタミン、ミネラル、ハーブ、アミノ酸など、様々なものがあります。日本には「保健機能食品」という食品の健康強化表示についての制度があります。
この「保健機能食品」には2種類あり、それが「栄養機能食品」と「特定保健用食品」です。
「栄養機能食品」というのは、1日の摂取量が基準値以内にあれば名乗れる食品です。例えばお菓子やジュースで「ビタミンC100mg配合」などの表示を見たことはありませんか?これはビタミンCの1日の摂取量基準値「24mg~1,000mg」の範囲内なので栄養機能食品と呼ぶことができわけです。
一方「特定保健用食品」(いわゆる「トクホ」)というのは、商品個別に国(厚生労働省)の審査を受けて「健康表示」が認可される食品を言います。
※栄養機能食品は国の審査を受けたものではありませんが、だからと言って役に立たないわけでも安全性が低いわけでもありません。