あなたはあぶらとり紙を利用されるでしょうか?
あぶらとり紙は、顔のべたべたした脂を簡単に取ることができるためとても重宝しますよね。いつもあぶらとり紙を持ち歩いている方も多いようです。
女性であれば、化粧崩れしないようにあぶらとり紙で脂を取るという場合が多いのではないでしょうか。
またニキビを気にしている方であれば、皮脂がニキビの原因にもなるのではないかと、せっせとあぶらとり紙でふき取っている方もいるようです。
しかし!
良かれとあぶらとり紙で脂を取っているのかもしれませんが、
これは大きな間違いなのです!!
なぜなら、皮脂というものは肌を守るために出るものなので、それをふき取ってしまうのはNGなのです。例えば、肌の水分が飛ばないように皮脂が守っています。
あぶらとり紙を使うと皮脂だけでなく、肌に必要な水分までも取ってしまうのも問題です。水分が取られればハリがなくなりますし、シワの原因にもなります。
また、皮脂が多いのを気にしてあぶらとり紙を利用するのでしょうが、あぶらとり紙で皮脂をふき取ると、肌は「大切な脂がなくなってしまった。急いで脂を作らなくては!」と、逆に皮脂を出そうとします。
[あぶらとり紙で皮脂を取る]→[皮脂を出す]
→[またあぶらとり紙で取る]→[もっと皮脂を出す]→[・・・
と繰り返すことで、肌は常に皮脂を出していないといけないと勘違いしてしまい、結果的にオイリー肌になってしまったり、逆に皮脂腺がうまく機能しなくなり、乾燥肌になってしまったりします。
この悪循環を考えると、肌にとってあぶらとり紙はよくないと言う事ができますね。
どうしても脂が気になるのであれば、あぶらとり紙を使うのではなく、ティッシュで軽く押さえてあげましょう。この時できるなら、化粧水かきれいなお水を少し含ませたティッシュを利用すると良いでしょう。
絶対にこすってふき取るようなことをしないで下さいね!
「あぶらとり紙を使うな」とは言いませんが、使いすぎるのは良くありませんので、脂を取り過ぎないように注意して下さい。
(関連項目)
・美肌に関心のある人に
・洗顔で気をつけること